原油について まとめてみた

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コロナウイルスにより、大きく値を下げたWTI先物。かなり話題になり、ニュースにもなりました。

しかし、WTI・原油について何となくは分かるけど、改めて聞かれると・・・

といような感じでしたので、まとめてみました。

原油とは??

油田から産出されたばかりの未精製の石油のことを原油といいます。

また、石油の起源には諸説ありますが、生物起源説が有力な説となっています。

この生物起源説は、生物の死骸が海底・湖底などに堆積してケロジェンという物質になり、これが地熱なども影響を長い年月を経て受けることで石油に変化するといった説のことです。

また、原油を蒸留・分解することにより、精製されるものがガソリン・灯油・軽油などの石油製品です。

取引単位は??

取引単位は バレル(barrel)と言います。barrelとは、日本語に訳すと 樽 という意味で、樽に石油を入れて輸送していた名残で現在も単位として使用されています。

ちなみに、1barrel = 42 米国液量ガロン = 約159 L です。

当初は 50 米国液量ガロン で輸送していたそうですが、樽は木製なので途中で漏れてしまったり、揮発してしまい目的地についた際には 42 米国液量ガロン になってしまったそうです。今でもこれが標準の単位となっています。

主な市場

①北米市場

ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で、WTI(West Texas Intermediate)という米国テキサスで産油される原油を取引しています。

現物の受け渡しはオクラホマ州のクッシングという所でされています。

②欧州市場

ICEフューチャーズヨーロッパで、北海ブレント原油という北海油田から産油される原油を取引しています。

現物の受け渡しは英国シェトランド島のサランボターミナルという所でされています。

③アジア市場

S&Pグローバルプラッツ社が提供するシステムで、アラブ首長国連邦のドバイで産油されたドバイ原油という原油を取引しています。

最後に・・・

原油について、あまり知らなかったので調べてみました。

原油関連の金融商品が取引されていますが、買う買わないにしろ、ざっくりは何が取引されていて何に連動しているかは抑えておきたいですよね。

自分は、先物に手を出すつもりは一切ありませんが、引き続き原油価格には注目してきたいと思います。

ではでは

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